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滝行とは
滝行は大きく禊(みそぎ)と修行の二つの意味があります。
古事記日本書紀の時代から禊ぎが行われてきました。神社ではさまざまな禊ぎがありますが、滝行はあまり記録がありません。明治時代に古神道の河面凡児先生が禊ぎとしての滝行の作法を充実させました。それ以来禊ぎ滝行がおこなわれるようになりました。
修行としての滝行 修験道
飛鳥時代から奈良時代に、修験道の開祖役行者(えんのぎょうじゃ)が子供のころから滝行を行い、
孔雀明王呪術法を授かり神通力を身につけたと言われています。全国数百箇所に役行者の功績があります。修験道とは山岳仏教、山伏のことですがその修行方法には滝行の他にも断食、勤行、山駆け、護摩行などがあります。冬の滝行の厳しさは格別です。
修験道は仏教、神道にも通じ平安時代以降密教の修行としても盛んになりました。
明治の初めに修験道禁止令がでて修験道は解散させられ、廃仏毀釈といったことも起こり、神道が国家の宗教として見直されました。各地で盛んだった修験道は仏教、神道に加わるか急速に衰退しました。
山北町の洒水の滝では鎌倉時代、殺人の罪を犯した文覚上人が厳しい修行を行い、立派な僧になり世の為に働いたと言い伝えられ、歌舞伎にもとりあげられています。
当会で行っている滝行の作法
空手着に着替え、不動明王にお参り、滝行の安全と参加者の運勢が開かれるよう祈願します。
太鼓 錫杖、鈴を鳴らします。護摩木 にお願いや決意、反省を書きお焚き上げします。
禊ぎ払いの言葉を奏上して法螺貝を吹き、塩と酒で清めます。 船を漕ぐ仕草と、掛け声で気合を入れていきます。(鳥船行事)
四方に九字を切ります。九字切り
滝の前で身体を水につけて身を清めます。(水行) 滝壺へ入ります。「えいっ!」と掛け声をかけます。すると力が湧いてきます。 頭と肩に水流を受けて いるうちにふっと何かが吹っ切れるように、息も楽になり、冷たさも消え、ただ水に打たれている感覚だけになってきます。
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