神奈川県南足柄市矢倉沢2230 夕日の滝滝行 紹介 住所 神奈川県南足柄市矢倉沢2664 ヤ フー地図 バスでは大雄山駅あるいは新松田駅から地蔵堂まで行き徒歩10分。
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滝行は修験道のきびしい修行として山伏、修行僧によって行われています。
夕日の滝では修験道の作法にのっとった滝行体験ができます。
女性でお一人でも参加できます.。冬の滝行人気です。
夕日の滝は滝行体験に最適 女性指導員による滝行を行っていますので、女性一人でも安心です。 すべてが変わったような清涼感、すっきり感につつまれてとても気持ちがいいです。 首都圏からも近く初心者でも安心して滝行ができます。 厳冬期でも入ることができます。すばらしい達成感です。
安全に滝行ができる滝の条件
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夕日の滝 滝行 洒水の滝から夕日の滝へ 2003年に高校の後輩の紹介で天台宗のお寺に入門して洒水の滝で滝行をすることになりました。 修験道の行者により作法が行われ、加持祈祷をしてから滝に入ります。 洒水の滝の旅館洒水園の大野博道さんは100日間の連続滝行中で僧侶の資格も得てエネルギー治療を行っていました。滝の入口の高台に新築の常実坊があり 行者が交代で泊まり込んでいました。文化財の不動明王がまつってあり、月一回の護摩行が行われていました。常実坊では百名水が流れる境内で水を汲み、お茶を入れて、食事も作りました。 横須賀の鍼灸師のグループ、秦野の修行者、横浜の宗教団体、など、毎日順番待ちしながらの滝行でした。 洒水の滝は1,000年ほど前に文覚上人が100日間の厳しい滝行を行ったという歴史があります。地元の方々も滝行といえば洒水の滝という風に見ていました。 文覚上人は若いころ友人の奥さんを好きになってしまいました。困った奥さんは文覚上人に入口を開けておくので、主人を殺してほしいと頼み、実際は主人の寝床に奥さんが寝ていて奥さんは殺されるという事件になります。文覚上人は許されて、僧侶になり、厳しい季節に100日間の修行を行いました。その時に彫った不動明王像が滝の前の岩穴に安置されています。 洒水の滝は69メートルの落差があります。断崖は落石が多く、毎日石が通路に落ちていました。滝行中に落石があることもたびたびでした。 台風の前後や大雨のときは大きな石も落ちてきました。木の枝や、イノシシがおちたこともありました。 大型台風が来た時に、大規模ながけ崩れが発生し、滝つぼを見下ろす観瀑台が崩れ落ち、途中の橋も壊れました。 それでも河原を歩いて滝に入り、滝行を続けていましたが、工事がはじまり、閉鎖され、最後は完全に立ち入り禁止となりました。それまでも落石がある中で滝行が行われていたわけですし、滝行は安全におこなうべきものというわけではないのですが、山北町、観光経協会の方から、滝行はやめるように再三言われました。 隣の南足柄市には夕日の滝があるということで、次第に夕日の滝で滝行をやるようになります。洒水の滝で滝行を行っていた団体も、夕日の滝に来るようになりますが、洒水の滝と夕日の滝では性格がだいぶ違います。 滝行の滝として整備されてきた洒水の滝は、常実坊、洒水園、文覚荘、最勝寺、などの滝行支援施設、さらに、名水100選を活かした、飲食店などが軒をつらねていました。突然の立ち入り禁止で飲食店も次第に閉店、洒水園も営業困難になりました。 洒水園の大野博道さんは旅館の一室と風呂場を開放していましたので滝行参加者は洒水園で温まって帰ることができました。食事もできました。 南足柄市に根をおろす 夕日の滝では朽ちかかったお堂があり、夏だけ使われるバンガロー、トイレ、駐車場という設備でしたので、車の中で着替えて、戻ったら車のヒーターで温まるという状態でした。 しかし、滝行を夕日の滝でスタートすると、管理している南足柄市商工課観光担当と、フイルムコミッションの方が、是非、夕日の滝の滝行を広めてほしいと申し入れがありました。 洒水の滝でできなくなって移ってきて、設備も不足していて苦労していましたが、本腰入れてやれるということになりました。 地元の人の紹介で、こわれかけていたお堂の修理の許可もとれました。 地元の人の協力で、更衣室も作ることができ、雨のときや、寒い時にもストーブのある部屋で着替えして、お茶の用意もできるようになりました。 そこまで来るには年月がかかりましたが、夕日の滝と決めて滝行をやり続けてきた結果です。
2019年の台風被害は甚大
2019年の秋は、50年に一度という台風被害が箱根付近を襲いました。夕日の滝は入口付近の山が崩れ道路に車庫が押し出されてくるという事態になりました。家2軒が土砂に押されました。
夕日の滝の滝つぼは流木が落ちてきて滝つぼに突き刺さり、あふれた水で周囲が削られ、数本の木が倒れました。南足柄市の方では、危険な状態なので立ち入りはしないでほしいということでした。
地元の人と協力して、徹底した流木、倒木の撤去を率先して行いました。道路も、工事がすすみ、1か月で立ち入れできるようになり、12月からは滝行再開となりました。 洒水の滝では毎日滝行が行われ、次々に各団体が通ってきていましたが、夕日の滝では私たち以外では滝行を行う団体はすくないというのが現状です。
夕日の滝では年間通して滝行を行っています 滝行体験の案内 |
洒水の滝は現在閉鎖中で滝行は困難です。洒水の滝紹介
夕日の滝での冬の滝行の様子 冬 の滝行
夕日の滝の滝行が朝日新聞英語版で紹介されました。 Asahi
南足柄市 夕日の滝 |